Covers shown: LP 1980, CD 1995, CD 2012
スロー・ミュージック(1980年)

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ロル・コックスヒルとの共作ソプラノ・サック(トラック 1、2、3、4、5)、ヴォーカル/カリロン(トラック 7)

英国:パイプ・レコード/チェリー・レッド・レコード PIPE 1
1983年に再リリース 日本:ジャパン・レコード JAL 2511
1995年にCDにて再リリース 英国:ブルー・プリント/
ヴォイス・プリントレコード BP160CD
2012年にCDにて再リリース
英国:チェリー・レッド・レコードズ CDMRED537

ジャケット フォトグラフ:モーガン・フィッシャー

1. ク・エン・パズ・デスカンセ
2. フロットサム
3. ヴアーズ
4. ジェットサム
5. マット・フィニッシュ
6. スロー・ミュージック
7. プリティ・リトル・ガール

2012年のCD収録ボーナストラック:
8. プレイ・クワイエト
ジョン・ホワイトの曲はミニチュアーズのラウンチパーティー
でのライブ。演奏:ザ・ノルディック・レヴェリー・トリオ(
ジョン・ホワイト、ゲーヴィン・ブライアーズ、デイブ・スミス
)。スロー・ミュージック以外はコラージュ、そしてリミックス
されている。

チェリー・レッドが、なんとも気前のいいことに、何でも好きなものを作っていいよ、と言ってくれた。彼のスタジオがそう呼ばれているのと同じように、レーベルも「パイプ」と呼ばれていた。まず第一弾として、環境音楽をレコーディングすることにした。シンセを使う代わりに、ソプラノ・サックスの達人、ロル・コックスヒルを呼んで、生の音を採取し、それから色々な処理をかけてみた。一曲目はヘンデルのラルゴをロリが熱演してくれたものがベースになっていて、それにテープディレーやオクターブシフトといった処理を施したものだ。

20分間のタイトル曲は、このアルバムのクロージングを飾る短い曲(ロリが教会の鐘をバックに歌っている!)のメロディがベースだ。モーガンは、ピアノ、ギター、ベース、そしてヴォーカルで、このメロディのいくつかのフレーズを録音した。それから始めの音の一部を切り取って(テープにすると大体5ミリ位)ぼやかし、フレーズごとにループにした。こうしてできた長いループを、TEACの8トラックそれぞれに録音していったのである。最後に、長いテープディレーによって同時にフェードイン、フェードアウトを作りだし、完成に至ったのである。このアルバムを作成するにはかなりの試行錯誤を何週間も続けなければならなかった。また、YMOの細野晴臣など、日本のトップ・アーティストたちが影響を受けたとして引き合いに出されたこともある。