ライフ・アンダー・ザ・フロアー(1987年)

映画「ゴキブリたちの黄昏」のサウンドトラック盤。

日本:キティ・エンタープライズ 28MU0005

1. ライフ・アンダー・ザ・フロアー
2. イントゥー・ザ・ナイト
3. ウィー・アー・ソー・スモール
4. ウオー・アンド・ピース
5. サンライズ
6. シーキング、ファインディング、リービング7. ザ・
ブルーローチ・クラブ
8. ザ・アンブロークン・サークル
9. ウオーク・アンド・ワンダー
10. ナオミのテーマ
11. シックス・レッグ・ラン
12. ファンタジア

かの香織:歌 (トラック12)Yas-Kaz: パーカッション (
トラック1、11)ミゾグチ・ハジメ:チェロ (トラック3、
6、10)トビー・マーシャル:ウィンド・インストルメント 
(トラック3、5、7、10、11)ミヤジ・トシユキ:ドラム
 (トラック12)バン・ヒロユキ:オーボエ (トラック3、
12)

モーガンの初めてのサウンドトラック作品は、映画監督、
ヒロアキ・ヨシダのデビュー作品であった。彼は映画会社TYO
とともに、素晴らしいテレビコマーシャルを数知れぬほど手
がけてきた人物だ。この「ゴキブリたちの黄昏」は、アニメ
ションと実写の組み合わせが絶妙な作品である。
この映画では、日本人が、アメリカ(これは俳優が演じている)
の猛烈な攻撃に遭いつつも生き延びるというものだ。
ヨシダ監督は、モーガンがこの映画に合いそうだと思う音楽を
自由に作ってよいと、完全に任せてくれた。
このアルバムリリースのために、モーガンは曲を長くし、二人の
ミュージシャンを特別ゲストとして迎えた。一人は、有名な
日本人ミュージシャンYas-Kaz(パーカッション)、もうひとりは、
ハジメ・ミゾグチ(チェロ)である。このアルバムでは、
ほとんどの曲がアコースティックなサウンドで形作られており、
モーガンが、美しく、感動的で、現代的な室内楽を創造
することも易々とやってのけられるのだ、ということがよく分
かる。